Technological Substitution between Capital and Land
跡見学園女子大学マネジメント学部紀要 第14号
日本の1970年~2009年のマクロデータ(年次)を用いて、生産要素としての資本と土地との代替の弾力性の値を計測した。その結果、その値はおよそ0.35であり、統計的に有意に1より小さかった。このことは、日本においては、資本と土地の関係が、通常用いられるCobb-Douglas型生産関数が想定しているよりも補完的であることを意味している。