Reforms and Crises in Government Statisitics: The Case of Japan
Asian Economic Paper
vol.19, issue 2, Summer
肥後雅博・西村清彦・櫻川幸恵 公的統計は、多くの国々で、その改革を求められている。その中でも、日本は、統計の作成において多くの修正を求められている状況である。本稿では、日本における公的統計の包括的な改革について、特にGDPとそれに関連する統計を対象に説明を行っている。加えて、毎月勤労統計調査での問題について、その内容を整理するとともに、数値の誤りがミクロ経済およびマクロ経済にどのような影響を及ぼしたかを分析している。