英語の授業をリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの観点とは別に、Christopher Brumfit の定義に基づいた Accuracy と Fluency という分類の観点から考察する。レベルが上がるにつれて重要性が Accuracy から Fluency に移行すること等に着目して、解く英語から使う英語への移行の必要性、および、 Fluency に比重を置いた授業の必要性を指摘する。その上で、LL教室の特性に着目して、テレビドラマや映画等の視聴覚教材の有効性と、それらの教材を用いたリスニングの Accuracy および Fluency にまつわる活動から、スピーキングも含めた総合的な英語の Fluency を志向する活動への方法を具体例を挙げながら考察する。