企業のサプライチェーンにおけるデュー・ディリジェンスの意義と課題ー米国紛争鉱物規制を事例としてー
環境経営学会
サステイナブル・マネジメント 14-1,2合併号
本稿は、サプライチェーンにおけるデュー・ディリジェンスの意義と課題を明らかにすることを目的として、まずはデュー・ディリジェンスの意義を国際法やM&A及び環境分野で行われている例を基に明らかにし、次に人権デュー・ディリジェンスについての課題を米国でそれが義務化された「紛争鉱物」を事例として検討し、最後にCSRとしてのデュー・ディリジェンスの課題について考察したものである。