持続可能なサプライチェーンマネジメントと企業業績との関係ー構造方程式モデリングによる実証分析
跡見学園女子大学マネジメント学部紀要
第22号
本研究の目的は、持続可能なサプライチェーンマネジメントと企業業績との関係について実証的に明らかにすることである。このため、本研究では、アパレル、食品、製薬及び小売の4業種を対象として構造方程式モデリング(SEM)による分析を行った。その結果、業績がよい企業は持続可能なサプライチェーンの構築により積極的に取り組むことが明らかとなったが、持続可能なサプライチェーンの構築が企業業績を高めるということは実証されなかった。