専門援助職に対する包括的抵抗感 -尺度の作成及び、発達の影響による検討-
跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要
本研究の目的は専門援助職に対する包括的抵抗感尺度を作成し、発達による影響の違いを検討し相談室運営に役立つ情報を提供することであった。「主訴による抵抗感」「敗北イメージ」などの6因子32項目の尺度が得られた。中学生に対する広報の仕方に工夫が必要であること、相談経験者の体験談が有効かもしれない事を考察した。 ◎佐藤英明・宮崎圭子 P61-70