実存的アプローチによるデス・エデュケーションプログラムの効果を検討することが目的であった。15人の大学生に実施した。効果を時間イメージ尺度(都筑,1993)、Life Attitude Profile(1988)の第5因子と第6因子で、実施前後で測定した。プログラムは90分構成、3つのエクササイズからなる。実験参加者は白血病に苦しむ息子を持つ母親の葛藤(映画「ジョーイ」)及びその葛藤が消えるのいくつかのシーンを観る。実施後、時間イメージ、、未来イメージがポジティブな方へ変化し、人生の統御が強化される傾向になった。