ひきこもり傾向者の対人関係 -高群におけるアサーティブな意思表現が可能な場面とは-
跡見学園女子大学付属心理教育所紀要
14号
ひきこもり傾向者の対人関係において、その高群においても比較的得意な対人場面を特定することが本研究の目的である。X女子大学生にアンケート調査を実施。その結果、金銭返却場面、プライバシー領域を守る場面では、高群はアサーティブに対応できることが明らかとなった。この特徴を応用した引きこもり者のためのアサーショントレーングワークを考案することの有効性を考察した。 〇会田龍之介・宮崎圭子