小児アレルギー疾患と不登校
心理臨床学研究 第19巻 第5号
松嵜くみ子、大矢幸弘、赤澤晃、古荘純一、飯倉洋治共著 p501-512 アレルギー疾患に伴って不登校を訴えてアレルギー科、小児科を受診した107名について、その背景要因、きっかけ、転帰について検討した。さらに、心理カウンセリングを受けた61名に対してアンケートを実施し、カウンセリングで有効と感じられた対応は、①元気がでるまで、あせらず休息をとること。②本人が自律的に行動する工夫をすること。③具体的対応について、一緒に検討すること。であった。