動詞+名詞コロケーション分析に基づく句例抽出手法
東京外国語大学大学院ドイツ語学文学研究会
DER KEIM Nr. 37
「コロケーション」とは言語使用において、繰り返し用いられる語と語の結合体のことを言う。他方、「メガネをかけている」ーeine Brille tragenのように、語よりも大きく文よりも小さい、ドイツ語の使用例を句例と呼ぶ。本研究では、(1)この句例の収集を行うために、「動詞+名詞コロケーション」に着目した手法が有効であることを示し、(2)その具体的な手順の提案を行った。