「高大連携の試み―東京藝術大学の管打室内楽・合奏授業への参加―」
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校
よしみ工産(株)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校「研究紀要」第10集総頁数41
附属音楽高校の生徒が、音楽大学の1年生の菅打楽器の室内楽合奏の授業に参加することによって、高大連携(高大接続)による「早期専門教育」の実現が、実際にはどのような教育的効果があったのか、その課題を含めて詳細に分析し論じた。高大連携(高大接続)の授業が実現するためには、大学と高校はどのように連携していくべきか。また、成績会議や日常の情報交換をどのようにしていけばよいのか。試験や評価の在り方、合同の演奏会をどのように開催していくことが望ましいか等について具体的に論考した。