令和2年度、本学において介護等体験のために、2年生と3年生に対してどのような指導や支援が行われたかについての実践報告。指導内容の実際と課題等を整理・分析した上で考察を加え、自己点検と自己評価を行った。「1.本年度介護等体験オリエンテーションの概要」では、2年生3年生に対して、年に1回づつオリエンテーションを実施したが、その具体的な指導内容についてまとめた。「2.介護等体験を終えて」では、3年生に対してアンケート調査を行い、(1)「特別支援学校の体験の概要」(2)「特別支援学校での体験を終えて」(3)「社会福祉施設における介護等体験」の項目毎に、新型コロナウイルスによって、今年度の介護等体験がどのような影響を受けたかということがについて、実際の現場での状況と問題点について整理し、分析と考察を加えた。そして、全体のまとめとしては、これらの介護等体験が、教員の服務や使命感、責任感等を育成するためにどれだけ有用な体験になっているかについて、教職論の観点から考察し論じた。