4年間の教職課程のまとめとして、秋学期に教職実践演習の授業がある。4年間の教職課程で学んできたことを再度確認し、現在の教育に関する様々な課題や問題について議論し発表し、また、小学校・中学校・高等学校・特別支援校の教育現場を見学すること等を通して、自分に教員としての資質・能力があるかどうかを、最終的に判断する場でもある。その授業の最後に、「未来を拓く教員を目指して」と題して、論文を書かせて発表させている。今回の論文は、それらを分析してまとめたもので、本学の教職課程全体の自己点検と自己評価の資料の一部として公表し、また次年度以降の教職課程全体のカリキュラムの改善に資する目的でまとめたものである。