令和6年度、本学においてどのような介護等体験指導が実際に行われたかについての実践報告。第1回、第2回介護等体験オリエンテーションの概要及びそれぞれの具体的な指導内容を記載することを通して、教員を目指す学生にとって、介護等体験がいかに意義のある実習であるかについて考察した。本年度は実習中に問題行動を起こし、実習を途中で止めさせられた学生が出たが、指導のどこに問題があったのか、また、今後再発防止のためには、どのような方策や指導が望まれるかについても学生の自己評価を基に考察した。令和6年度に、介護等体験を受けた3年生の教職課程受講生によるアンケート調査の結果は、下記の2章構成でまとめた。「1.令和6年度介護等体験オリエンテーションの概要」「2.介護等体験を終えて(本学3年のアンケート調査より)「(1)令和6年度介護等体験一覧表」「(2)特別支援学校での介護等体験を終えて 自己評価」、「(3)社会福祉施設における介護等体験を終えて 自己評価」。改めて教職課程における介護等体験の意義について、学生に周知徹底することの指導の在り方について考察し論述した。