18歳人口の激減は、何十年も前からわかっていたことだが、それでも大学進学率の上昇によって、大学は今まではかろうじて生きながらえることができていた。しかし、2026年度からは、大学進学率は上昇しても大学進学者数が減少する、いわゆる2026年大学問題を迎える。そのため今後は、全国的な規模で多くの大学が経営危機や存続危機に陥る本格的な冬の時代に突入する。特に本学を始め女子大学における受験生数の大幅な減少は、大学経営にとって深刻な死活問題となっている。そういう状況にあって、教職課程のあり方や今後の展望はどうあるべきかについて考察した。学部学科や本学全体の組織や構造上の問題。教授会のあり方の問題。カリキュラムの問題。上層部と教職課程の連携の問題。高大連携等の問題。教育実習や実習校との連携の問題。教育委員会との連携の問題などを通して、受験者を増やし、魅力ある教職課程や大学にするための施策や方策について具体的に提言した。