「第2章 偉人像と記念碑」
土肥秀行・山手昌樹 編『教養のイタリア近現代史』、ミネルヴァ書房、pp. 27-41
1861年のイタリア国家統一後、国民教育のために、史上重要な文化人(詩人、芸術家、科学者)、愛国者(統一運動に寄与した政治家、軍人ガリバルディ、初代国王)の記念碑・銅像の建立が各地で流行、当代一流の彫刻家たちが活躍した。類型、設置年、設置地の傾向が、時代的にどう変遷するかを解説。