Il soggiorno dei tisici inglesi negli alberghi italiani e svizzeri tra Ottocento e Novecento (19-20世紀のイタリアとスイスにおける英国人結核患者のホテル滞在について)
Storia del turismo Annale 2005, Franco Angeli, Milano, pp. 9-34, pp. 129-134
イギリスは産業革命の発展で汚染・過密都市のため、結核の罹患率が深刻で、かつて結核療養地として栄えた町には、英国に因んだ名のホテルが多い。本論ではスイスとイタリアで20世紀初頭までに開業した英国風名称をもつホテルとサナトリウムの発生頻度と発生年代を分析。英国人の結核との戦いは、療養地として理想的なイタリアとスイスに英国人向けのホテルやサナトリウムを増加させ、田園都市構想にも繋がってゆく。