「有田町における地域資源を観光への利活用による地域価値の創造」
日本都市学会年報
第53号
本稿では、マーケティングの視点から地域資源に着目し、観光振興を視野に入れた地域独自の「場の価値」に取り組んで、衰退する有田町の新たな魅力づくりを考察してみることにした。 有田町が、地域独自の価値を構築するためには、有田焼など地域固有のモノブランドに加えて、内山地区など地域独自の文化を体現する街並みなどの活用による「場の価値」を利活用させることで、新たな価値の創造につながって、最終的には招き入れるブランドの構築ができた。