ヘーゲル『法の哲学』研究をはじめとしてヘーゲル哲学全般ととりわけドイツ観念論との関係を研究しています。最近の研究テーマは、ヘーゲルの「世界史哲学」講義をめぐりヘーゲルとオリエントの関係を探索すること、ヘーゲルの『精神の現象学』の共同訳に取り組むこと、ヘーゲルの『芸術の哲学』講義の翻訳とその観た絵の実証研究、ヘーゲルの『論理学』初版の研究などがあります。 「哲学は人文主義の根幹である」ということのもつ意味を考え、伝えていきたいと思っています。また、「政治・経済は人文主義に支えられなければならない」ということのもつ意味を考え、伝えていきたいと思っています。