米国を代表するパフォーミング・アーツのプレゼンター組織の集合体であるAPAPは、その60年にわたる歴史の中で、時代とともに組織の性格が大きく変化してきた。特に、同組織の前身であるACUCAA時代の1970年代から1990年代初めにかけて、組織アイデンティティを再定義するための専門的な知識構築を強力に推進し、産業化、芸術性、コミュニティに関する非営利のプロフェッショナルであることをメンバー組織に提唱してきた。現在まで、プレゼンター組織は米国の間接的で分散的な芸術支援システムを支える重要な役割を担っている。