「量的にも質的にもヒトを活用できていない日本経済」
2002年度欧米研究報告書 『検証ヒューマン・キャピタル-経済再生の新視点』、日本経済研究センター
総頁数137頁中13頁(pp.33-46) 担当 土志田征一、田村秀男、北澤千秋、山澤成康、林秀毅、室井秀太郎、走尾正敬、川崎一泰、尾崎春生 日本経済は量的にも質的にもヒトを活用できていない。就業者数の伸びは低下し、労働時間も短くなった。質的にも効率性を示す労働生産性上昇率が低下している。 ・失われた10年の原因の一つは労働生産性の低下である。就業者の年齢構成が高齢化したことが生産性低下の一因だ。 ・高齢化は成長力を下げる要因になるのは確かだが、ITの活用などで生産性を上げることはできる。