県内総生産の発表は約2 年後と遅く、速報値を発表する自治体も減少している。速報値を作成する試みもあるが、第3 次産業については都道府県別統計が少なく、推計が困難だった。本研究では深層学習のうちLSTM(長期短期記憶)モデルを用いた推計を試みた。第3 次産業活動指数などの速報性のあるデータを使って、現時点の値を「予測」するナウキャスティング(Nowcasting)である。2003 年度から2020 年度までのデータを使って2021 年度を推計したところ、従来手法と比較して精度が高いことを確認した。