誤解された日本的経営
日本近代学研究
韓国日本近代学会
第47輯
従来、日本的経営の「3種の神器」と呼ばれてきた終身雇用、年功賃金、企業内組合を再検討をし、それにはいくつか誤解たる側面が存在することを指摘した。日本的経営の理解と展開を考えた場合、この常識的に捉えがちな3種の神器以外に、多くの日本的経営のスタイルが存在することを確認した。そして今後の新しい時代に見合った新しい日本的経営(ニッポン的経営)を構築していくためには、厳密な意味での分析と国際競争力の観点から継承し残していいものと果敢に捨てるものを選択する必要性を指摘した。