日本における雇用形態の多様化と働く女性のキャリア形成
日本近代学研究第17輯(韓国日本近代学会)
201頁~220頁 本論文では、近年日本企業における女性労働の特徴と最近の変化、そしてその変化をもたらした背景や影響要因などを踏まえた上で、今後女性労働における雇用の多様化・流動化という側面を現状分析した。最後に、女性労働にとってより良い職場環境に改善させるために必要とする女性労働の性格規定と存在意味について検討し、女性労働に対する長期的かつ体系的なキャリア形成という観点から、女性労働の性格と方向性について模索した。