成人期発達障害女性の対人ストレスコーピングにカモフラ―ジュと自己不変性が与える影響
跡見学園女子大学心理学部紀要
第7号
宮岡佳子、丹治和世。成人期発達障害女性と一般成人女性それぞれ150人にウエブアンケートを行った。対人ストレスがあると回答した発達障害女性121人と一般女性91人について分析した。対人ストレスコーピング尺度、カモフラージュ傾向、自己多元性尺度、PHQ-9を用いた。発達障害群においてカモフラージュ傾向が強い者は、回避・逃避型コーピングを用いていた。自己が不変と認識している者のほうが、様々なコーピングを試みていた。