研究者情報
所属学科
職名
専攻分野
担当科目
研究テーマ・自己紹介等
オフィスアワー
ホームページ
履歴情報
学歴
学位
学会および社会における活動等
研究業績
著書
学術論文
学会発表等
その他
補助金等受給状況
学外補助金等
基本情報
氏名
宮岡 佳子
氏名(カナ)
ミヤオカ ヨシコ
氏名(英語)
miyaoka yoshiko
所属学科
心理学部 臨床心理学科
職名
教授
専攻分野
精神医学
担当科目
<臨床心理学科>精神疾患とその治療、 人体の構造と機能及び疾病、心理演習、 心理実習A、プロゼミⅡ、 臨床心理学演習Ⅰ・Ⅱ、 卒業論文・卒業研究 <大学院臨床心理学専攻>臨床心理学演習 、 精神医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開 )、心理実践実習A・B
研究テーマ・自己紹介等
精神科医として、病院やクリニックで多くの心理職(臨床心理士、公認心理師)と一緒に働いてきました。私の専門である精神医学は心理学と深い関係にある学問です。心理学部臨床心理学科では「人体の構造と機能及び疾病」「精神疾患とその治療」、大学院では「精神医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開」等の授業を持っています。女性のメンタルヘルス(女性のうつ病、摂食障害、月経前症候群、更年期障害等)、大人の発達障害を研究テーマにしています。こころの不調や問題をかかえている方たちのウェルビーイングのために必要なことを考えていきたいと思います。
オフィスアワー
水曜日 2限
ホームページ
 
履歴情報
学歴
東京女子医科大学卒業
精神保健指定医取得
臨床心理士取得
精神科専門医取得
公認心理師取得
学位
学位 博士(医学)(慶應義塾大学)
学会および社会における活動等
日本ストレス学会 理事
新座市自殺対策推進協議会会長として、第2次新座市自殺対策計画に基づき、会議を開催した。(2024年7月3日、2025年2月12日:新座市保健センター)
日本女性心身医学会 評議員
日本女性医学学会
日本ストレス学会(評議員)
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日本心理臨床学会
日本うつ病学会
日本社会精神医学会
日本精神神経学会
日本心身医学会 (代議員)
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研究業績
著書
2024/04/10 賛否両論の病気 こころとからだのはざまで 共著 中外医学社
2022/12/10 臨床心理学中辞典 共著 遠見書房
2020/10 心身医学用語事典 第3版 共著 三輪書店
2016/03/18 慢性痛の心理療法 ABC 共著 文光堂
2015/07/15 女性のうつ病 ライフステージからみた理解と対応 共著 メディカルサイエンスインターナショナル
学術論文
2025/03/20 成人期発達障害女性の対人ストレスコーピングにカモフラ―ジュと自己不変性が与える影響 共著 跡見学園女子大学心理学部紀要
2024/03/20 成人期発達障害女性におけるカモフラージュの特徴 共著 跡見学園女子大学心理学部紀要
2024/03/19 月経前不快気分障害(PMDD)の診断と評価の実際 単著 精神科治療学
2023/03/31 成人発達障害の男性が抱える困難と対処行動―内容分析による検討― 単著 跡見学園女子大学心理学部紀要
2023/03/31 女子中学生の教師に対する援助要請と受けた援助についてー認知・行動的側面からー 共著 跡見学園女子大学心理学部
全て表示する(27件)
2022/03/31 成人発達障害者におけるコーピング、自尊感情、精神的健康との関連 単著 跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要 2021年度
2022/03/15 発達障害をもつ成人女性の困難と対処行動-内容分析による検討ー 単著 跡見学園女子大学 心理学部紀要
2020/03/31 月経前症候群(PMS)の心理社会的要因の研究ー母子関係と完全主義の観点からー 共著 跡見学園女子大学心理教育研究所紀要
2020/03/31 青年期女子における挫折体験がスチューデントアパシー傾向と生きがい感に及ぼす影響 共著 跡見学園女子大学心理教育相談所紀要
2019/03/31 女子大学生における自閉症スペクトラム傾向と愛着との関係 共著 跡見学園女子大学心理教育相談所紀要
2019/03/31 女子大学生における摂食障害傾向と友人関係の関連ー社会的比較志向性、対人的傷つきやすさを中心にー 共著 跡見学園女子大学心理教育相談紀要
2018/03/31 女子大学生のカウンセリングへの被援助志向性と共感性, ソーシャルサポートとの関連について 共著 跡見学園女子大学心理教育相談所紀要
2017/03/25 「心の支援者」の資質としての「寛容性」についての研究 共著 跡見学園女子大学文学部紀要
2017/03/25 性役割からみた食行動異常 共著 跡見学園女子大学文学部紀要
2017/03/25 「子育て中の母親用被援助志向性尺度」の開発および関連要因の検討 共著 跡見学園女子大学文学部紀要
2017/03 更年期女性を精神科医はどう診るべきか 単著 最新精神医学
2016/03/25 Impact of the Resilience to Menopausal and Depressive Symptoms among Middle-aged Women 単著 跡見学園女子大学文学部紀要
2015/03/25 性役割からみた中年期女性の心身の健康に関する研究 共著 跡見学園女子大学
2015/03/25 青年期女性の自己愛の検討 共著 跡見学園女子大学
2015/01/31 精神疾患の診断 共著 金剛出版
2014/09/01 更年期とうつ―精神科の立場から 単著 診断と治療社
2014/04/30 中年期女性がもつ更年期の知識の特徴(第2報)―更年期症状、心理的要因との関連から― 共著 日本女性医学会
2013/09 中年期女性が持つ更年期の知識の特徴と更年期知識尺度の開発に関する検討 共著 日本女性医学学会雑誌 21:p28-35
2011/05 Fulfillment of the premenstrual dysphoric disorder criteria confirmed using a self-rating questionnaire among Japanese women with depressive disorders 共著 BioPsychoSocial Medicine 2011, 5:5
2010/12 女性更年期障害とHRT 単著 アンチエイジング医学-日本抗加齢医学会雑誌, 6:p823~826
2009/10 PMDD評価尺度の開発と妥当性および信頼性の検討 共著 日本女性心身医学会雑誌(14)p194-201
2009/03 Psychological factors which are associated with the onset of depression in middle aged women 共著 跡見学園女子大学文学部紀要42(1)p13-20
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学会発表等
2924/11/02 成人期発達障害女性の対人ストレスコーピングとカモフラ―ジュ 単独 日本ストレス学会
2023/06/22 大学および大学院における公認心理師を目指す学生への教育の課題 単独 第119回日本精神神経学会
2023/03/16 成人期発障害者が抱える対人関係での困難とその対処 単独 第41回日本社会精神医学会(神戸商工会議所会館)
2021/09/19 成人発達障害が抱える困難とコーピングスタイルについて 単独 第117回日本精神神経学会学術集総会
2021/07/08 成人発達障害の女性が抱える困難とその対処ー内容分析による検討ー 単独 第21回日本認知療法・認知行動療法学会
全て表示する(19件)
2016/11/19 成人発達障害専門デイケア参加が成人発達障害患者に与える影響 共同 第4回成人発達障害支援研究会
2016/10/30 東日本大震災を契機に転居した母親の子育てストレスー福島県の被災者を対象としてー 共同 第32回日本ストレス学会学術総会
2016/10/30 成人発達障害専門デイケア参加が成人発達障害患者に与える影響 共同 第32回日本ストレス学会
2016/09/04 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)と摂食障害との関連について 共同 第20回日本摂食障害学会学術集会
2016/07/09 中年期女性のうつ病に関連する要因の検討ー心理的ストレス、更年期症状の視点から― 単独 日本外来精神医療学会
2016/07/09 摂食障害と性役割ー一般女子大学生との比較からー 共同 日本外来精神医療学会
2016/06/02 精神科医は更年期女性をどうみるべきか 単独 第112回日本精神神経学会学術集会
2015/09/19 ニーズに応えられる心理職の資質とは 単独 第18回大学病院心理臨床家の集い(神戸)
2015/09/06 精神科診療における就労女性のウェルビーイング 単独 日本健康心理学会第28回大会(桜美林大学)
2015/04/22 成人発達障害外来における診断の問題について 単独 公益財団法人神経研究所附属晴和病院ケースカンファランス
2015/03/23 Impact of resilience to menopausal and depressive symptoms aomong middle-aged women 共同 6th World Congress on Womens's Mental Health (Keio Plaza Hotel; Tokyo)
2015/03/23 Postpartum Suicidality 単独 6th World Congress on Women's Mental Health (Keio Plaza Hotel: Tokhyo)
2014/11/01 更年期イメージと性役割 単独 第29回日本女性医学学会(都市センターホテル:東京)
2014/06/28 中年期女性のもつ更年期と女性性のイメージとは 単独 日本精神神経学会(パシフィコ横浜:神奈川)
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その他
2025/03/11 ボンディング障害を知っていますか? 単著 日本子ども健康科学会
2023/08/25 成人期発達障害者が抱える対人関係での困難とその対処 単著 日本社会精神医学会雑誌 第32巻3号
2021/09/24 日本健康心理学会コラム Vol.105「成人期発達障害の女性が抱える困難」 単著 日本健康心理学会メールマガジン No.110
2018/12/01 月経前不快気分障害(PMDD) 単著 p238-239 最新医学別冊 診断と治療のABC141 うつ病と双極性障害 (最新医学社)
2017/10 書評「アスペルガー症候群の大学生 教職員・支援者・親のためのガイドブック」 単著 精神療法 43.
全て表示する(6件)
2014/04/30 若さと健康さ 単著 臨床精神医学 43(4) p533
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補助金等受給状況
学外補助金等
科学研究費補助金 基盤研究C 2004年度 644800 研究代表者 研究課題名「成人期発達障害の女性を対象とした通院集団療法プログラムの開発と効果研究」。研究期間2023~2025年。2年目である2023年には、次年度に予定している通院集団療法の予備研究として、女子大学生を対象に集団心理療法プログラムを開発、実施した。プログラムは、2回よりなり、マインドフルネスとストレスコーピングについての解説、マインドフルネス体験、コーピングのワークより構成される。介入群17名、対照群18名が研究に参加した。結果は2025年度に学会発表と論文投稿を行う予定である。また、2023年に行った成人期発達障害女性と一般成人女性のウエブアンケート調査については2024年度も引き続き結果を分析し、跡見学園女子大学心理学紀要に発表した(成人期発達障害女性の対人ストレスコーピングにカモフラ―ジュと自己不変性が与える影響.宮岡・丹治. 第7号. 1-15)。 宮岡佳子 23K02921
科学研究費補助金 基盤研究C 2023年度 1100000 研究代表者 研究課題名「成人期発達障害の女性を対象とした通院集団療法プログラムの開発と効果研究」。初年度である2023年には、予備研究としてウエブ調査を行った。発達障害で通院中の成人女性150名に質問紙調査を行った。発達障害者は、周囲に症状や障害特性がわからないようにふるまうカモフラージュを行うことがある。対象者のカモフラージュ傾向を調べ、カモフラージュ傾向を高群と低群にわけて検討した。高群のほうが、うつ症状が強く、併存する精神疾患の数が多く、デイケアに通所している者が多かった。カモフラージュは障害を周囲に分からなくする対処行動であるが、精神状態の悪さとも関連が示され、対処行動としての欠点も示唆される。 宮岡佳子 23K02921