研究課題名「成人期発達障害の女性を対象とした通院集団療法プログラムの開発と効果研究」。研究期間2023~2025年。2年目である2023年には、次年度に予定している通院集団療法の予備研究として、女子大学生を対象に集団心理療法プログラムを開発、実施した。プログラムは、2回よりなり、マインドフルネスとストレスコーピングについての解説、マインドフルネス体験、コーピングのワークより構成される。介入群17名、対照群18名が研究に参加した。結果は2025年度に学会発表と論文投稿を行う予定である。また、2023年に行った成人期発達障害女性と一般成人女性のウエブアンケート調査については2024年度も引き続き結果を分析し、跡見学園女子大学心理学紀要に発表した(成人期発達障害女性の対人ストレスコーピングにカモフラ―ジュと自己不変性が与える影響.宮岡・丹治. 第7号. 1-15)。