学術論文

基本情報

氏名 塩月 亮子
氏名(カナ) シオツキ リョウコ
氏名(英語) ryoko shiotsuki
所属 観光コミュニティ学部観光デザイン学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

名称

二人称から三人称、そして一人称の死へ-沖縄におけるエンディング・ツーリズムをめぐって-

単著、共著の別

単著

年月日

2020/03/22

発行所等

観光コミュニティ学部紀要 第5号 跡見学園女子大学

出版社

巻・号

第5号

開始ページ

75

終了ページ

88

査読の有無

概要

pp.75-88 現在、沖縄に憧れる県外出身者がエンディング・ツアーに参加し、沖縄で海洋散骨の模擬葬を体験するという動きがみられる。これは、戦後の沖縄観光が、慰霊観光という自分の親兄弟や親戚といった「二人称の死」を弔うことから始まり、次第に自分とは関係ない他者である「三人称の死」を修学旅行での平和学習で学ぶことに取って代わり、現在はまた新たに自らの死のあり方を考え選択する「一人称の死」の観光が、死生観の変化により出現したことを明らかにした。