「全日空の経営戦略-機材更新とその資金調達を中心として-」
『経営史学』 第32巻 第4号
本稿の内容は、以下の二点に特徴がある。 1.全日空の機材投資を競争戦略として位置づけ、その重要性とともに同社発展においてそれが果たした役割について論説した。 2.規制緩和が説かれる今日、「45・47体制」はマイナス面が強調されているが、本稿では航空会社をめぐる経営環境の視角からポジティブな面を評価した。