子どもたちのライフラインとしての学校給食
農業と経済2020年9月号
昭和堂
第86巻 第8号
学校給食には、子どもの食格差を小さくする機能がある。非常事態では食格差が拡大するとともに、コロナ経済危機、災害などでは、給食費を払えないという状況も増える。給食費を補助する就学援助制度には、制度周知が不十分で自治体間格差が大きいという問題がある。学校給食の対象者を高校生などに拡大することも課題である。