「物・サービスで異なる消費行動への影響要因」
日経消費経済フォーラム会報
60号
毎年実施しているパネル調査(6月に消費意識や支出計画を尋ね、半年後に計画の実施状況を尋ねている)データ(83年~88年)を利用し、各種耐久財、衣料品、旅行などの消費費目ごとに、支出行動と景気評価、消費意欲、支出計画との関連を探った。各年ごとに、支出行動と他の諸要因とのクラマーの相関係数を算出し、その6年間の平均値を“影響度得点”として、各要因がどの程度行動を左右するかを表す指標として分析した。