「平成不況を読む」
日経消費経済フォーラム会報
96号
毎年実施しているパネル調査(6月に消費意識や支出計画を尋ね、半年後に計画の実施状況を尋ねている)のデータから、85年、86年の円高不況期、88年、89年の平成景気時、91年の平成不況前期のデータを利用し、意識変化と消費行動との関連が各期でどのように違っているのか、また、同じなのかを分析、平成不況の性格を消費の面から明らかにした。