「消費者の値ごろ意識とその規定因」
日経消費経済フォーラム会報
124号
89年と94年に実施した消費者調査データを利用し、各商品に対する安さ、高さの感覚、値ごろ価格の変化と実際の商品価格の動向とを組み合わせて消費者の価格感の特徴を明らかにした。数量化Ⅰ類を適用することで、商品ごとの支出許容額が、性別、年齢、年収といった属性要因や消費スタイルの要因によってどの程度説明されるかを検証した。