「中高年で強まる悲観的な見方―景況感、家計意識に見る年齢差―CFI調査から(3)」
日経消費経済フォーラム会報
208号
四半期消費者調査のデータを利用して、景況感や家計評価における年齢階層による差を検証した。景況感における年齢差は好況期には小さいが、不況期には大きい。不況期には中高年層で悲観的見方が顕著に増えるためだ。家計収入や暮らし向きを楽観視する傾向は常に中高年層より若年層に強い。