「身の丈消費の団塊ジュニア」
日経消費経済フォーラム会報
245号
四半期消費者調査のデータを利用して、景況感や暮らし向き意識における世代差を検証した。団塊ジュニアを含む70年代生まれが既婚若年層の中心を形成し始めるにつれ、若年層と中高年以上の差が広がり、若年層の楽観的態度が目立つ。また、若年層では、消費者心理が支出行動に与える影響力も小さくなっており、収入や預貯金などの購買能力の影響力が増大している。