「消費研究のパースペクティブ その3」
高千穂論叢
46巻3号
本論文の目的は、きわめて学際的な分野として発展してきた消費研究の流れを整理し、総合的な消費研究の展望を示すことにある。そのために、多様なアプローチによる研究の次元を整理し、分析のフレームワークを明確にしていく。本稿「その3」では、マクロ・パースペクティブの研究として、消費社会論のアプローチと、消費者行動研究における消費文化理論とを取り上げた。