大規模災害と自治体間連携
ガバナンス9月号
ぎょうせい
大規模災害はほとんどの人が経験したことがない。その結果、たまたま大規模災害に遭遇した人は、誰もがその場で一から考え始めることになる。自治体職員も同じである。そうなると、人によってやるべきと思うことが異なり、対策を決めるのに時間がかかり、さらに資源不足で対策を実行できない。その結果、大規模災害になればなるほど、質の低い災害対応になる。この課題を解決する方策として、自治体間連携が特に重要だ。