特別支援学校における事業継続計画(BCP)作成の研究
日本災害情報学会
2011年度日本災害情報学会予稿集
東日本大震災では、特別支援学校は事業継続計画(以下、BCPという)を作成しておらず、発災時には保護者に児童・生徒を引き渡すことを前提としていたため、備蓄や支援体制が不十分だった。全国特別支援学校知的障害教育校PTA役員及び特別支援学校教員とともに、重要な災害時対応業務(安全確保、火災、医療手当、施設点検、安否確認など)、児童生徒保護における優先業務(教育、生活介助、医療関連行為、管理運営)を明らかにした。また、一般的なボトルネックと対策、必要な文書類の一覧を示した。