美的なコミュニケーションを考える――作品鑑賞のゆくえ――
『Communication- Design』2006、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター
創刊号
近代における芸術作品をめぐるコミュニケーションのありようは、展示を強調する美術館や鑑賞を誘導するファシリテータの介入によって変質せざるをえなくなった。個人的な美的経験ではなく対話を通じて他者とその経験を共有するし方での作品鑑賞の意義について批判的に考察した。