ヴァージニア・ウルフと映画表現における「時間感覚」の発見
大阪大学大学院文学研究科美学研究室紀要『美学研究』
第9号
20世紀前半に活躍した小説家ヴァージニア・ウルフの1926年に発表された2つの映画に関するテクストを手がかりとして、彼女自身の映画体験と執筆活動から発見した、映画史においてはほとんど論じられない、固有の時間感覚について分析した。