インクルーシブ公園に関する海外のシステマティックレビュー及びスコーピングレビューの知見を分析したところ、①定義の統一、②遊び場に特化したユニバーサルデザイン(UDP)の導入、③障害児を含む子どもの意見反映、④整備後の障害理解促進、の4論点が抽出された。これらを指標として、国内ガイドライン3件と公園事例59件を検証した結果、肢体不自由への配慮は比較的整っている一方、視覚・聴覚・知的・発達・精神障害への対応は不足していた。子どもの意見反映事例やプレイリーダー常駐例は皆無で、障害理解を促す情報提供も限定的だった。公園の定義や整備意図は公式情報として十分に公開されておらず、ガイドラインが実際の整備に反映されにくい状況が示唆された。