神奈川県の郊外戸建住宅地における住宅規模と改善が満足度に及ぼす影響
日本家政学会誌
第59巻・第3号
ストック活用型社会における住宅計画に資する基礎的知見を得ることを目的とし、分譲後30年以上が経過した横須賀市M団地を対象にアンケート調査を実施した。 住宅規模別に住宅改善実施状況を分析した結果、実施内容や実施時期及び建替えにより増加した延床面積に規模による差異が見出された。 また居住者の現住宅広さに対する満足度に影響する要因分析から、改善実施状況、現在の世帯主年齢、世帯員一人あたりの延床面積の関連性が強いことが見出された。