中学生を対象としたクラスの状態に応じたストレスマネジメント教育の効果に関する実践的研究
東京学芸大学大学院教育学研究科学校心理専攻
PP.1-151.(総ページ151). 中学生466名を対象とした質問紙調査により、認知・行動的要因がストレス反応に及ぼす影響の検討を行い、効果的なストレスマネジメント教育の構築への示唆を得た(研究1)。その上で、クラスのストレス状態に適したプログラムを構成するため、抑うつ・不安や身体症状といったストレス反応の高いクラス,無気力や怒り反応が高いクラスそれぞれに合わせたプログラムを構成し、中学生2年生77名を対象に、効果の及び方の差異を検討した(研究2)。