学術論文

基本情報

氏名 新井 雅
氏名(カナ) アライ マサル
氏名(英語) masaru arai
所属 心理学部臨床心理学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

名称

小学生を対象としたSOSの出し方・受け止め方に関する教育の実践-被援助志向性,援助・被援助のスキル,抑うつ症状に及ぼす効果の検討

単著、共著の別

単著

年月日

2024/06/20

発行所等

発達心理学研究

出版社

巻・号

35巻2号

開始ページ

80

終了ページ

92

査読の有無

概要

本研究では,自殺予防教育の一環として,小学6年生を対象にSOS の出し方・受け止め方に関する心理教育プログラムを実践し,その効果を検討することを目的とした。効果検討にあたって,プログラムを実施する実践群と,効果測定終了後に同一のプログラムを実施する待機群を設定した。実践群54名と待機群64名の児童のデータを用いて解析を行った結果,待機群と比べて,実践群の女子児童において,プログラム実施前後で援助要請スキルが有意に向上し,抑うつ症状が低減していた。