「モノの意味」に関する研究
発達臨床心理学研究
筑波大学発達臨床心理学研究グループ
25巻
PP.41-48. 共著者:庄司一子・簡 浚祐・崔 玉芬・山田有芸・新井 雅・江角周子 ※共同執筆により本人担当部分の抽出不可 本研究は、「モノ」が人にとってどのような存在であり、どのような影響を及ぼし得るものかについて先行研究をまとめ、展望した。人々にとってモノとは単に物理的・機能的な道具だけではなく、愛着を感じる対象物となりうることや、人と人とのつながりや関係性を象徴したり深めたりすること、自己理解や自己の発達にも影響を及ぼすことが先行研究から明らかとなった。