国際交流基金に35年間勤務し、日本を海外に紹介し、相互理解を増進する国際文化交流の現場で働いてきました。この間、インドネシアとインドに駐在し、文化・宗教と社会の関わりを観察しました。 こうした経験に基づき、国際文化交流政策、東南アジア・南アジアの現代文化、比較宗教社会学等を研究しています。講義や演習を通じて、アジアの多様性、ダイナミズム、魅力を伝えていきたいと願っています。講義では一方的なものにならないよう、対話を重視するとともに、映像資料を積極的に活用します。