約15年間、ひきこもり青年のサポートグループ活動を行い、その成果を「ひきこもり者の理解と援助に関する臨床心理学的研究-サポートグループの実践を通じて-」として博士論文にまとめました。関連して、セルフヘルプ・グループに対する専門家の関わりや、コミュニティ・アプローチに関心があります。また約20年間、グループ・アプローチの事例検討会に携わり、その場の特徴を臨床心理学的に研究しています。学校・病院・企業等、数多くの臨床現場で個人カウンセリングを行ってきましたが、面接室内のみならず、様々な場における臨床心理学の有効性及び限界を明らかにする研究を進めています。