学術論文

基本情報

氏名 板東 充彦
氏名(カナ) バンドウ ミチヒコ
氏名(英語) bando michihiko
所属 心理学部臨床心理学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

名称

グループ体験をしながらグループ事例を検討する会(G-G法)の考察-リーダーとコアメンバーからなるプリングループ構造-

単著、共著の別

共著

年月日

2020/03

発行所等

跡見学園女子大学心理学部紀要

出版社

巻・号

第2号

開始ページ

37

終了ページ

49

査読の有無

概要

本研究では、筆者らが20年に亘り行ってきた「グループ体験をしながら、グループ事例を検討する会」(Y会)の実践(G-G法)を振り返った。Y会の方法論の意義として、(1)感性の賦活化、(2)積極的参加の促進、(3)ピアサポートの機能が指摘された。また、自主的な事例検討会の工夫について、リーダーとコアメンバーからなるY会の構造を示し、(1)広報の対象を既知の人間に限定していること、(2)リーダーとコアメンバーが自らの権威性について常に自覚的であること、(3)複数のコアメンバーで運営の負担を分け持っていること、(4)根底には人を尊重する姿勢があることが指摘された。
著者:板東充彦、松元知美、足立友理、藤井君子、本山智敬、髙松真理(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能)