EAP(従業員援助プログラム)における心理臨床の仕事
ナカニシヤ出版
臨床心理学を学んだ学生にとって卒業後の道案内になることを目指し、現場の体験を集めた本書において、産業領域であるEAPにおける心理臨床の仕事について執筆した。企業文化においては話す・発信することの重要性が大きいこと、法的・制度的な知識をもって現実的な生活面に対処する精神保健福祉士の動き、そして言語という情報源の比重が高まる電話相談・メール相談を通じて対人関係の技術が高まることを論じた。 高橋紀子、吉岡和子(編)『心理臨床、現場入門-初心者より半歩先の風景-』