学術論文

基本情報

氏名 穂苅 友洋
氏名(カナ) ホカリ トモヒロ
氏名(英語) hokari tomohiro
所属 大学 文学部 コミ文
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

名称

第二言語習得研究を第二言語学習者に教える意義

単著、共著の別

単著

年月日

2020/03

発行所等

コミュニケーション文化

出版社

跡見学園女子大学文学部コミュニケーション文化学科

巻・号

第14号

開始ページ

74

終了ページ

87

査読の有無

概要

Corder(1967)以来、膨大な量の第二言語習得研究が行われ、第二言語習得の仕組みに関してさまざまな「事実」が明らかになってきているが、依然として、第二言語習得については、「事実」とはかけ離れた「非常識」(白畑ほか、2004)や「神話(Myths)」(Brown & Larson-Hall, 2012)が当たり前のように受け入れられている分野である。本稿では、「学習時間」、「年齢(と言語習得)」、「誤り(の原因)」の3つを取り上げ、英語を第二言語とする学習者がこれらに対して「思い込んでいる」ことと、第二言語習得研究が明らかにしてきた「事実」のズレをアンケート調査結果をもとに明らかにし、そのうえで、第二言語習得研究の成果を第二言語学習者に教授することの意義について論じた。